2025/10/12

進捗19

 お久しぶりです。


「進捗」の記事が生存報告となっていますが、実際、本業(学生ですが)の方が忙しく更新が滞っています。

まだしばらく定期更新とはいかないかと思います。


Xの方ではちょくちょく出していますが、3Dプリンターを導入したりと意外とアクティブではありました。今後3Dプリント体験記でも書こうと思います。

こんな感じです。写真のやつはレジンの残りがうまく洗えてないので見た目が汚いですね。

一応固まってます。

ハンヴィーは試しに作っただけなのですが、ペーパークラフト用の3Dデータがあるので細かいところをちょっとモデリングして作れるので最近はそっちをやっています。

当然紙で作る前提だったので面が目立ちますね。

Googleドライブの容量の問題で画質を下げてますが主砲の砲身など、家庭用のプリンターなのによくできています。

何年後かわかりませんが未来で売りに出したりすることがあればぜひ見てください・・・


まだ印刷していないのですが、当然ポリゴン数を増やすくらいは問題ないので


こんな感じにもできます。

しばらくペーパークラフトよりこっちのウェイトが大きくなりそうです。

2025/08/10

「SLIM」を作る~組み立て~

 JAXAの小型月着陸実証機(Smart Lander for Investigating Moon:SLIM)を作っていきます


いとーT氏がデザインされたものです

いとーTのペーパークラフト/ itoht paper craft

展開図自体は無料で入手可能ですが、説明書の方は以下のリンクのBOOTH等で販売されています

SLIM ペーパークラフト

元の形状が複雑で解説なしで組むのは難儀なのもありますが、非常に丁寧に解説されているのでおすすめです。そのものを売るのではなく付加価値部分でお金をいただくというのは自分に結構刺さるところで、参考にさせてもらいたいと思います。

ペーパークラフトの基本的な作り方もあるので始めたばかりの人が読むとスキルアップになると思います。正直難易度はそれなりにあるので初心者向けのモデルではありませんが・・・

パーツはそこそこ多めですが本体が大きいので細かすぎる印象は受けません。宇宙機の特性上細部の形状が見た目以上に複雑ですが曲面が少ないので作りやすい方ではあると思います。

フレームは入っていないので専用紙の使用をおすすめします。ただ後述する通りパイプ状に作るパーツなどは丸めるのが難しいのでコピー用紙等で印刷した方がいいです。

紙のものを購入するのではなくデータだけなので若干勿体無いですが倍の枚数印刷します。データ販売のメリットを活かしましょう。

自分の作っているものもコピー用紙、専用紙両方の想定がありますが、実際問題どの程度の人たちが専用紙を持っているか気になるところです。正直これでもコピー用紙で100%の大きさで作ると強度が足りない、湿気で曲がる、くらいにはなると思います。

構造はかなり複雑、というか左右非対称な部分が多いので注意です。


燃料タンク上部(上か下か自信ないです)のドーム型のパーツは少し細工しました。

ちょっと無理やりですが後ろから紙をつけて貼り付けているので表側に段差ができません。

ちょっと中の紙が見えていますがこれくらいならいいでしょう。

曲面の形状はペーパークラフトの鬼門です。飛行機などだと全体でこの輪切りの形になっていたりするので初心者には、初心者でなくとも難しいものです。



下側に取り付けるレーダー。全て形状が異なっています。

普段作っている艦船は対称性が高く基本的には左右対称の設計になっていますが、宇宙機は打ち上げる重量がシビアであったりそもそも宇宙に行くという一大事のために合理性を追求した設計となっています。対称だけが良い設計ではないことを実感できますね。模型を作っているからこそ感じられるものです。




このパーツと支柱など細かいパーツは専用紙より薄いコピー用紙に印刷して作りました。

これは私が使っているペーパークラフト専用紙です。ペーパークラフト単体で本の形で市販されているものも専用紙が多いです。

厚めで平面がきれいに作れるほか、骨組みを入れていなくても強度が出るので大きいものを作りやすいです。ですが、細かいパーツでは厚みのせいで白い断面が目立ちやすい、丸めるのが難しい、というデメリットもあります。

あと根本的なこととして別に専用の紙を購入しなければならない問題もあります。

専用紙でも丁寧に丸めればつくれないこともないですが、ひしゃげてしまうので綺麗に作るのは相当な技量が必要です。海外のペーパークラフトなどだと柱状のパーツは自分で作れ、と形だけ指示されることもあります。

コピー用紙であればこのように爪楊枝など細いものを使って簡単にパイプ状のパーツを作ることができます。

実物では強度を担当するパーツですがペーパークラフトではむしろ逆でほとんど飾りになります。船などはおおまかな形状が決まっているのでペーパークラフト向きだと思いますが、紙で作るとこういうところが弱点ですね。橋など、特に吊り橋などだと正直どう設計していいかもわかりません。

支柱を取り付けたところ。様になってきました。


完成編はまた次回。






2025/08/09

サイト開設1年を迎えました!

このブログは2024/7/11からからです。その前にもFC2ブログを持っていたのですが、本格的に創作活動を始めたのはこのブログからです。サイトの方に1年+αのギャラリーを作りました。

自己満足で説明もつけていませんが、とてもエモいです。

Gallery(私のサイトに飛びます)



最初の作品

自分で3Dモデルを作成して展開図を作った最初のものはこの

マハン級(アズールレーン仕様)です。

これをXに投稿したのは2024/1/5なので1年半ほどになります。


今でも一番思い出がある作品です。

アズールレーンというゲームの雑魚敵で出てくるものをほとんどそのままペーパークラフトにしています。ゲームをやっている方ですら印象が薄いと思いますが・・・

という理由で現実のマハン級とかなり違っています。


デフォルメの艦船のコンセプトは海洋堂のカプセルトイにも影響を受けていますが、最初がこれだったことも大きいです。

とにかくデフォルメのシリーズはかなり充実しました。




SNS活動

私は最初から展開図の公開やこのブログ、サイトの運営とペーパークラフトの作家をしたいと思っていたので、SNSでも投稿してきました。Xが一番積極的にやっています。BlueSkyも少し手を出していましたが今は全く更新してないです。

売り上げもないので広告を頑張る必要はありませんが、個人的にはたくさんの人に作ってもらいという欲があるものです。

ちなみにアイコンは私のオリジナルキャラクターです。完全に趣味なのでペーパークラフトと関係性はないです。

あまり有名でない自分が言うのもおこがましいですが、ペーパークラフト、特にペーパーモデル(紙模型)を広めていきたいと思っています。プラモデルが割と広く人気を獲得している一方、意外とペーパークラフトを作る人は多くないです。


ブログとホームページ

アナリティクスの資格は持っていないのでブログの方のみですがブログの方の1年間のアクセスはこんな感じです(7/27現在)。

アクセス数。意外なほど好調。毎日数件のアクセスをもらっています。ありがたいことです。

参照URL。Googleから直接来ている人が多いようです。2つ目はホームに戻るだけなので実質的に2位はXですね。sites〜はおそらく私のホームページで、ntp.msn.comはEdgeによるアクセスです。

なかなか面白いブラウザ別割合。MSIEを使っている方がいますね。

最後にアクセスがある国です。開設当初は日本が少ないくらいでしたが今では日本が一番多いです。アメリカからも多いようです。


Xは比較的恒常的に見ていただいていますが、更新頻度もあまり高くないこのブログ、特に海外からアクセスされている方がいるのはうれしい限りです。

これからもペーパークラフトを作っていきますのでよろしくお願いします。



2025/07/27

進捗18

 本業の方が忙しくなってしまったので更新が遅れております。


活動の方は少しずつ進めてていて新作はもがみ型護衛艦(左が通常版大、右が簡略化版大)です。

パーツ構成の簡略化の研究のため、いつものデザイン、簡単バージョン、名刺サイズの3種類も作りました。

左はいつも作っている幅が1/700のサイズで、右の小さいものが名刺サイズ。名刺サイズは意外と気に入っていて多分今後も増えます。

こういった感じで名刺サイズに展開図が入っています。

もがみ型は本当にシンプルな構造なのでこんなことも可能となっています。

まだ工夫の余地がありますがパーツ数は驚異の6パーツ。大きめに印刷すれば子供でも作れそうなくらいです。

海上自衛隊の人が見たら採用間違いなしですね。


8月でホームページ公開1周年を迎えるので楽しいコンテンツを検討中です。

BOOTHで投げ銭でも募りますかね(楽しいとは)

2025/06/29

進捗17

 2倍のサイズでカヴールを作ってみました。

すごくいい感じです(語彙力不足)。写真で大きさがよくわからないのですが・・・

全幅は1/350相当なので存在感もあります。


元々の小さいサイズは海洋堂のカプセルトイのようなものを目指していたのでこの大きさにしました。こちらはこちらでゲームの駒みたいでかわいいです。


ただ、制作という点で大きい方が単純にパーツが大きくて作りやすいメリットもあります。

船は大きい箱型なのでコピー用紙だと薄くて弱くなってしまうのだけ問題です。



新作のデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級も大きいサイズで。手乗りという言葉がしっくりくる大きさです。

気に入ったので今後これまでのものから大きいサイズのモデルも作っていきたいと思います。